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ようやくファミコンテレビC1が安定してくれた!

じつは、手持ちのファミコンテレビC1について、2年くらい悩まされていることがあった。それは、「ファミコンプレイ中に突然リセットがかかったり、バグったり、ファミコンの電源が落ちたりする」という症状。叩いたりするとすぐ発症したりした。
さすがにこれはまずい、ということで、何度も修理を試みていたのだった。


そのため、いろいろと試行錯誤しつつ、あちこち補修にかかるも、大して状況は変わらなかった。
・コネクタの接触を疑い、ファミコン基板への電源供給コネクタに、直接線を伸ばして半田付けしました。
 →状況変わらず
・電源不安定を疑い、ファミコン基板のあちこちのVCC・GND間に電解コンデンサを付けまくりました。
 →状況変わらず
・ソケットの接触を疑い、ファミコン基板のAPU・PPUのソケットを丸ピンのに取り替えました。
 →状況変わらず
・電源不安定を疑い、ブリッジ回路のダイオード4つを新品のに交換しました。
 →状況変わらず
・基板クラックを疑い、一部基板パターンに沿ってジャンパさせました。
 →状況変わらず

・・・という苦労もむなしく、プレイ中に突然リセットがかかるという症状に悩まされていました。





そして今日、ようやく原因を突き止めました。
その原因は、これ。

R653クラック
R653の半田クラックでした。

その箇所に半田を流し込んでクラックを無くしたところ、無事安定してファミコンが動くようになりました。もう、叩いても揺すっても大丈夫です。
(叩いたりすると画面が暗くなったり若干吸い寄せられたりはするが、そんなひどくもないし、これはどっかのコネクタの接触だろうし、別問題だからまあいっか。)

今の俺のC1は、ほとんどのコンデンサが新品になってたり、ジャンパしまくりーの丸ピンーのコンデンサぶら下がりーのブリッジダイオード4つぶら下がりーの状態などで、だいぶ手が加えられまくってます。もしC1を手に入れたなら、ここまでやる覚悟はしておいた方が良いかもしれません。なにせ31年前のブラウン管テレビですから…

なお、ブラウン管の分解・補修は、よーく勉強した上で、感電しないよう細心の注意を払いながらやること。 それが無理なら、業者に頼みましょう。それが無難。






というわけで、今だから言える。3年前にヤフオクで167000円も出して手に入れたファミコンテレビC1は、
未だ現役で、元気に動いております!



最近、ヤフオクでC1がやたら出てくるようになったけど、基本15万くらいで安定している感じだね。専用キーボード・BASICカセット付のが37万したという例外はあったが。
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