ファミコンテレビC1

とうとう手に入れましたよ…!むっちゃレアなファミコン本体を…!!!
ヤフオクで167000円も出して落札したものです。定価93000円なのにね。まあそれはいいとして・・・
これは、ファミコンが出た初期の頃に発売されたやつですね。側面には「83製 7-12月期」と書いてあります。
28年前のブラウン管テレビにしては状態は結構良いです。

中のホコリを取るために分解したところ。しかし、さほどホコリはなかった。
基板は上下2枚あり、下側がファミコン基板になっているようです。やっぱりジャンパ部品が3個くらい見えますね。
これ以上は怖くて触れませんでした。次分解するときはコンデンサ交換時でしょうか。
さあ、これを手に入れてまずやりたかったのは、どれだけ動かないソフトがあるかを検証することでした。
その結果、拡張音源が鳴る手持ちのソフトは全滅でした。鳴らないどころか動かないのです。
その原因を調べたところ、カセットが刺さってるかどうかを判定し、刺さってなかったらファミコン基板の電源が入らない仕様になっており、しかもその判定に45,46番ピン(拡張音源ミックス端子)を使っているという事が分かりました。このピンがショートしていない拡張音源搭載カセットでは動かないわけですね。
…あとで45,46番ピンショート下駄を作って、動作検証してみよっと。きっと動くかも。
それ以外のソフトでは、ほぼ動いてくれました。ランボーもファンタジーゾーンも正常グラフィックでした。唯一、手持ちのもので動かなかったのは「スペランカーII」で、基板側は通電しててもカセット側が通電していないのか、LEDが光りませんでした。

んで、コントローラ・ソフトは付いてこなかったので、コントローラを自作しておきました。コントローラ1の端子はミニDIN5pinで、赤白ファミコンコントローラの白線から順にミニDIN1番ピンから素直に繋いでいけば動きました。茶色からじゃないよ!
C1用コントローラは初期ファミコンと同じ四角ゴムボタンなので、C1用コントローラを持ってる人でも作っておけば便利でしょう。
一方、コントローラ2の端子はミニDIN6pinで、PS/2マウス・キーボードが刺さったりしますが、動くわけがありません。時間があったらこっちも作ろうっと。
んで、何よりも画質です。C1にはRGB仕様のPPUが入っており、おかげで画質がむっちゃきれいですね。
画面の映像を撮ってみると、当時のゲーム雑誌などによくある、ブラウン管直撮り綺麗画質そのままになりました。
適当なゲームから撮ってみたものを以下に出してみると…

すっごくカラフルなファンタジーゾーン。色が潰れない!

さんまの名探偵のギャー!! 影の部分のドットもくっきり見える!

そして、たけしの挑戦状のこの画面。背景色と文字色がこんなにも潰れやすい配色なのにもかかわらず、ちゃんと綺麗になっています。

比較用に、赤白ファミコンのアンテナ出力のものも並べる。うーん、やっぱちょっと読みづらい。
これで、赤白・NEW・ツイン・タイトラー・C1と、大体全部の国内家庭用ファミコンがそろいました。あと持ってないのは、HVC-CPU-02,03,04と、NINTENDOと出る初期ツインだけかな。 NES?ファミコンボックス?う~ん・・・
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