ファミコンの基板ロット(HVC-CPU-07) その1

HVC-CPU-07は、少なくとも1984年から1987年までに出てきた、よく出てくるロットの基板です。ファミコンを中古で買ってくれば、2個に1個くらいの割合でこのロットです。

んで、当然このロットのファミコンは沢山持っているので、さすがに今は全部調べるやる気がない… というわけで、壊れたファミコンの部品を全部取ってイメージスキャナでスキャンした画像を上げておきます。
これで配線が大体分かるので、解析とかの参考になればと…。基板が汚いのはごめん。

表。どんな部品が付いてたか書いてありますね。
HVC-CPU-07スキャン表

裏。
HVC-CPU-07スキャン裏
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古いツインファミコンのFDS音源がデカイ原因

連射なしの古いツインファミコンでは、内蔵ディスクシステム音源(2C33)とファミコン内蔵音源(2A03)の音量バランスが非常におかしく、ディスクシステム音源が異常にデカくてちゃんと聞けた物ではありませんでした。

新しいロットのツインファミコン(まだ連射なしタイプ)では、バランスがちゃんと修正されたのですが、いったい原因はどこにあるのかを探ってみました。

すると、こんなところが見つかった。



前期型連射無しツインの基板の一部。これが内蔵ディスクシステム音源のバランスがひどい。
R103.104_前期連射無しツイン
R103:120kΩ R104:220kΩ

後期型連射無しツインの基板の一部。内蔵ディスクシステム音源のバランスは修正されている。
R103.104_後期連射無しツイン
R103:220kΩ R104:120kΩ

後期型連射有りツインの基板の一部。これも内蔵ディスクシステム音源のバランスは正常。
R103.104_後期連射有りツイン
R103:220kΩ R104:120kΩ


ここで注目すべきは「R103」「R104」のところ。前期型連射無しツインではこの抵抗が、後ろ2枚のツインファミコンものと入れ替わって刺さっている。

もしやと思い、ここの抵抗を入れ替えてみた。
R103.104_前期連射無しツイン(修正後)

んで、どうなったのかというと、見事にバランスが正常になった!
[Before] R103.104交換前サウンド
[After] R103.104交換後サウンド

どうやら、古いツインファミコンのFDS音源がデカイのは、おそらく回路設計者が部品を間違えたのか、製造時に取り付ける部品を間違えたのか、R103とR104に付ける抵抗が入れ替わっちゃったのが原因のようでした。


ちなみに、ディスクシステムを外付けする場合は、どのツインファミコンでも音源バランスに問題はありませんでした。
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